名取市 どっと.なとり(JOCAサロン)での最後のお茶会

【左:駅前サロン、右:若林区中央市民センター別棟にて】

 

2012年から始まったどっと.なとりでのサロン活動。当初から西本願寺はお茶会活動を続けて参りました。『名取市サポートセンター どっと.なとり』にて借り上げ住宅(みなし仮設)にお住いの方を対象にした常設サロンでの支援をしていくに当たり、『青年海外協力協会(JOCA)』へ委託し運営をするとのこと。当時、仮設住宅でのお茶会活動や名取市被災者支援連絡会をきっかけにどっと.なとりとつながりを持っていた西本願寺は常設サロンの運営に協力してほしいとの依頼を受けて、お茶会へ入るようになりました。

それから4年の間に多くの方々がお心を寄せてくださり、ボランティアの参加やメッセージ・お手紙やお菓子等のご支援をいただきました。本当にありがとうございました。

当初の目的(仮設住宅のお茶会のノウハウや顔つなぎを常設サロンにもつなげること)を果たしたと判断し、西本願寺のお茶会協力は今年度で区切りをつけさせていただくことになりました。

 

現在、JOCAサロンは名取市で被災され借上げ住宅や復興公営住宅にお住いの方を対象に、名取市を中心に4か所の常設サロンを構え、仙台市・名取市内の集会所や市民センター等公共施設にてイベント・お茶っこの活動を展開されています。

 

名取市では閖上地区の移転に向けて、住宅の建設や区画整理の工事などが進んでいます。

JOCAサロンも来年度以降閖上地区に常設サロンを設置し、移転された住民の方の支援をされるそうです。

 

移転先の住宅では住民さん同士のコミュニティ形成が大きな課題となります。

当センターからもボランティアの方による交流会や曹洞宗企画のイベント、その他支援物資搬入などコミュニティ形成につながる支援を続けられればと思います。引き続き皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。