今季最強クラスといわれる寒波が襲来、まさに二十四節気「大寒」の時期にふさわしい降雪と冷え込みです。今月の支倉サロンでは、暮らしに役立つ薬膳の知識を学ぶ講座を開催。薬日本堂株式会社さんにご協力をいただき、薬日本堂漢方スクール仙台校よりご講師の山吹育恵先生にお越しいただきました。
本講座では、「寒い冬も薬膳であったかく!」をテーマに薬膳ドリンクづくりの体験や薬膳スイーツの試食と、それらの素材について学びます。
予防医学ともいわれる漢方は未病といわれる心や身体が訴えている不調のシグナルを大切にとらえますが、自身の生命力(自然治癒力)を高めようとする生活そのものが「漢方」だといえます。その漢方という考え方の中に「薬膳」という方法が含まれています。漢方の中で、日々の食べ物によって生命力を高めようとする方法が「薬膳」であり、体を動かして高めようとするのであればその方法が「気功」であったりするのです。
寒い冬にどのように薬膳を活かせば温かく過ごせるのか。
まずは体質チェックシートで自身の体質を確認しました。自身を知ることでその養生法がわかり、生活の中に上手に漢方を取り入れることが出来ます。
自身のタイプが分かったら、次は講座のメイン『あったかブレンドティー作り』です。
よもぎ・なつめ・蜜柑の皮・薔薇・杜仲茶・黒豆・クコの実・生姜。。。寒い冬にお勧めの和漢植物たち。
「巡ブレンド茶」と「温ブレンド茶」の2つを作って。。。 美味しくてとても癒されます☆
ぽかぽかとあたたまったら、茶話会の時間に、薬膳スイーツ『りんごとなつめの甘煮』がふるまわれました。
薬日本堂のスタッフの方々のお手製のスイーツ。実は講座の間にキッチンで作ってくださっていました。
「からだに良いと思うから余計に美味しく感じるの!」と、ブレンド茶もスイーツもサロンのみなさまから大絶賛!スイーツのレシピも紹介してくださいました。
なつめは、疲れがとれないときや眠りの浅い時にもよく使われます。
白ワインや赤ワインになつめを入れるだけで『薬膳酒』が出来るのですよ。
優しくてふんわりとした雰囲気の先生から聴かせていただく素材説明から派生していくお話に、
サロンのみなさまも
普段食べているものも少しの工夫で薬膳になるのですね!
薬膳料理のちょっとした勉強になり家庭でも活かせそうです!
楽しい美味しいためになる情報がいっぱい盛り込まれていてとても興味深いです!
学ぶって楽しいなと心から感じるのはこういう時ですね☆ 山吹先生、そして薬日本堂のスタッフさん、このたびは本当に有難うございました。温かいお心遣いに心から感謝申し上げます。
サロンのみなさまも、ご家庭に戻れば家族の健康を担っておいでのことと存じます。きょうのレシピや素材の知識を活かしていただければ幸いです。まだしばらくは続きそうな仙台の冬を、温かく過ごせますように☆
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